ほぼ日本の真裏に位置しているブラジルにもF1ツアーを開催しているサーキットがあります。ホセカルロスパーチェサーキットです。サンパウロ郊外にあり、1990年から開催されています。サンパウロから少し離れた郊外には湖が点在しています。そのため、サーキット周辺には沼地や湿地が多い場所です。サーキットの標高がメキシコ、オーストラリアに次いで3番目の高さの特徴のサーキットです。ブラジルはモータースポーツが盛んな国でも有名です。
席によって変わる見どころ
F1レースは1年間かけて海外を転戦し、チャンピオンが決まる競技です。テレビや中継で楽しむこともできますが、やっぱり現地でエンジン音、煙、スピードを肌で感じられるサーキットで生観戦が一番迫力を体感できます。また、せっかく日本から行くのならば少しいい席を確保できればさらに生観戦を満喫することが可能です。ブラジルのホセカルロスパーチェサーキットでは5つのスタンド席から選べます。席によって価格は異なります。standAは最終コーナーからホームストレートにかけて観られるスタンドです。ピットロードの入り口が見れます。standBはピットインの様子を見られるピット目の前の席です。スターティンググリッドに並ぶマシンが見られたり、レース中のタイヤ交換や燃料補給などの様子も見れます。この会場で一番高額な席です。ほかにも、バックストレートの区間では屋根がない分日差しや雨対策が必要になりますが、その分安く席を確保できます。

F1ツアーを安全に過ごすために気を付けること
海外のF1ツアーを素敵な旅の思い出にするためにけがやトラブルには注意が必要です。中には治安の悪い国もあります。気を付けるポイントをお伝えします。
1つ目はバッグです。バッグは必ず前に持ちましょう。気づかぬうちにチャックを開けられ、貴重品を盗まれる事件は少なくありません。2つ目はスマートフォンです。海外ではお金になる代物です。歩行中に強盗が非常に多いです。公衆の場での使用は避けましょう。3つ目はお金です。財布やカードの貴重品は盗まれたときのために分けておきます。観光客が抵抗してトラブルが大きくなることもあります。財布を1つ渡すことで助かることもあります。4つ目は夜の外出です。人通りの少ない場所は特に危険です。夜出歩く場合には複数人で歩くかタクシーを利用しましょう。最後に緊急連絡先です。どの国にも必ず警察、救急、消防があります。また日本大使館もあります。困ったときに助けを求められるように事前に確認しておくと安心です。